ロータリークラブは、社会奉仕活動の一環として地域社会の安全性向上に貢献することを使命としています。横浜旭ロータリークラブにおいても、東日本大震災をはじめとする過去の様々な災害に対する支援活動を長年にわたり実施しており、また、災害に備える啓発活動にも力を注いできました。昨今では、今年1月に発生した能登半島地震や4月の台湾地震など、自然災害への支援活動の重要性がますます高まっています。
これを受けて、当クラブはこれまで以上に災害への備えに注力するため、3年間にわたるプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトの目的は、地域が災害に見舞われた際に、当クラブが地域の商店会、行政機関、企業等と連携し、被災者に対してより良い避難所環境を提供することです。
プロジェクトの背景には、専門家から学んだイタリアの災害時支援体制が日本に比べて遥かに進んでいるという事実があります。この事実に触発され、被災者に寄り添う支援体制の整備の必要性を強く感じました。
ロータリークラブの役割として、地域社会との連携を図りながら、災害時における迅速かつ効果的な支援を実現するための多岐にわたる活動を展開してまいります。これにより、地域全体の防災意識を高め、災害に強い社会の構築に寄与する所存です。
私たちロータリークラブは、地域の皆様とともに未来の災害に備えた準備を進め、地域の安全を確保するための強固な基盤を築いてまいります。皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。